長期インターンと短期インターン、どっちがいいの?
【前置き】
大学三年生になり、あなたも就職活動を意識しだしたのではないでしょうか。
その中でも就職活動期間によく耳にする言葉が「インターンシップ」ですよね。
実はインターンシップには大きく分けて二種類あります。
それが「長期インターンシップ」と「短期インターンシップ」になります。
本記事では大学三年生前期から始める際、この二種類のインターンシップのどちらをするべきなのかを一緒に考えていきたいと思います。
【ぶっちゃけどっちがいいの?】
どちらのインターンシップをするべきかは、「そのインターンが自分のキャリア・就活において目的になっているか」によって選択は変わってきます。
学生生活が終わってからは社会人生活が約40年続きます。
これからのキャリアにおいて、「そのインターンシップはどう生きるのか」を考えてみるといいでしょう。
それでは二つのインターンシップについて検討してみましょう。
【長期インターンシップ】
・就活で話す話題を作りたい。
〇
条件付きで非常にオススメです。
長期インターンシップをする学生が増えてきた昨今、このような考えに至る方は多いです。
正直なところ、長期インターンシップの話は就職活動で非常に生きます。
社会人の方と一緒に業務に取り組んで成果を出してきた経験は、面接官からみると欲しい人材です。
それは面接官は「再現性」を見ているからです。
「再現性」を見るとは学生時代にやってきたことを通して、会社に入ってからも成果を出せる人間なのかを判断することです。
そのため、長期インターンシップ経験は面接でのウケが非常に良いです。
しかし、現在他に打ち込んでいることがある方は一度考え直しましょう。
就職活動中に短期インターンと長期インターンの両立は非常に難しいです。
私の経験では、長期インターンに行きたくても月に30時間ほどしかコミットすることができませんでした。
体育会、ゼミ、サークル、アルバイトで既に忙しい人には厳しいかもしれません。
・やりたいことが長期インターンシップで実践できる。
◎
自分が現在または将来やりたい仕事を企業が長期で募集しているのであれば、参加しない理由が無いです。
長期インターンシップの経験を通して、自分のやりたいことが明確になりその道を進む人もいれば、自分には向いていないと感じることもあります。
自分には向いていないと、全力で長期インターンシップをやって気づいたのであれば、それも将来のキャリアに生きることになりますね。
・有給アルバイトとして始めたい。
×
明確にキャリアや就職活動のための目的がない状態で、アルバイト感覚で長期インターンをやると後悔するでしょう。
他にもっと楽に稼ぐ方法はあるはずです。
・社会人の人と仕事をしてみたい。
◎
社会人と一緒に働いて、仕事の実感を掴むのは大切なことだと思います。
学生同士では話さないようなことを話す機会は多いです。仕事だけではなく、飲み会や総会など様々な交流機会があるはずなので挑戦して見ましょう。
【短期インターンシップ】
・企業の仕事・雰囲気を知りたい。
◎
合同説明会やセミナーなどでも企業のことはある程度理解できますが、インターンシップではその濃さが全く違います。
インターン選考を突破したメンバーのためだけのコンテンツを堪能できる上に、企業の様々な社員の方とお話しする機会があります。
インターン選考頑張ってください。就活対策はエンカレッジの面談で捗りますよ笑
・本選考優遇が欲しい。
◎
おそらく、殆どのインターンから選考優遇ルートがあります。(1dayインターンはあまりない)
企業の立場で見ても、一度選考を通った優秀な学生をワークや会話を通して判断できるのは非常に有効的です。
ミスマッチを避けることもできます。企業目線でインターンシップを考えてみると、とても楽しいので皆さんも考えてみてください。
・どのような学生がその企業に興味あるのか知りたい。
◎
短期インターンに行けば、たくさんの学生に会うことができます。
この観点は就職活動中に非常に重要です。
40年働く会社で他の社員とあわないことは自分にとっても企業にとってもマイナスです。
短期インターンは現地に行って自分の目で企業・社員・同期の学生との相性を図る特別な場所になります。
・とりあえず行っとこうかな。
◎
就活が身に入らない人も、何をすればいいのかわからない人も一度短期インターンに行ってみることをお勧めします。
それは実際に経験することができるから。エントリーシートやwebテ、面接、GDと選考の経験を作ることもできるので損はないでしょう。
【まとめ】
いかがでしたか。全ての選択は目的別です。
興味のあることが自分のキャリアの中でどういう位置付けになるのか考えてみてください。
皆さん頑張ってください!応援しています。